北波 英幸(著)
A5判 270ページ 並製
定価 3400円+税
ISBN978-4-7872-7489-2 C0074
書店発売予定日 2026年11月25日 登録日 2026年10月09日
日本ではじめて商業アニメーション映像が制作されて以降、人々はいつからそれを「アニメ」と呼び始めたのか。アニメーション映像を作る産業や受け手であるオーディエンスは、時代や社会とどのように交差してきたのか。「アニメ」という概念はいつ誕生したのか。
アニメーション映像が日本で制作されはじめた1900年代から戦後の70年代までに着目して、「線画」や「凸坊新画帖」「漫画」「描画」「動画」「テレビまんが」など、時代ごとに異なるアニメーション映像の名称や概念を新聞や雑誌、パンフレット、行政資料などから丁寧に掘り起こす。
そのうえで、作品だけに着目するのではなく、送り手としての制作者、コンテンツを媒介する産業、能動的受け手としての「ファン」を含むオーディエンスという三者の交流や実践、コミュニケーションのありようを描き出す。
「アニメ」をコミュニケーション・プラットフォームとして位置づけ、そのダイナミックな歴史的変容を明らかにして、新たな「アニメ」生成史を描き出す。
【目次】
はじめに
第1章 「アニメ」とは何か――コミュニケーション回路としての総体
第1部 原初から「プレ・アニメ」の時代
第2章 一九〇〇―二〇年代/線画喜劇と凸坊新画帖――「アニメ」前史:1
第3章 一九二〇―三〇年代/線画と漫画/クロスメディアの胎動――「アニメ」前史:2
第4章 一九三〇年代/「トーキー漫画」と「非常時」――多様化する《プラットフォーム》――「アニメ」前史:3
第5章 一九三〇年代後期―四五年/国家制度と接合する《プラットフォーム》――「アニメ」前史:4
第2部 「漫画」「テレビまんが」、そして「アニメ」へ
第6章 一九四〇年代後期―五〇年代/「漫画」と「アニメーション」の混沌――「アニメ」生成史:1
第7章 「テレビまんが」の誕生、クロスメディア実践の始まり――「アニメ」生成史:2
第8章 変容する「送り手」の構造――「アニメ」生成史:3
第9章 「アニメ」誕生――「アニメ」生成史:4
第10章 「アニメ」とはコミュニケーション・プラットフォームである
参考文献・参照サイト
あとがき
歴史修正主義とサブカルチャー書店発売日
田原俊彦論書店発売日
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ファクス:03-3268-0382
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