芸術
青弓社編集部(編)
A5判 192ページ 並製 定価 2000円+税 ISBN978-4-7872-7265-2 C0372 品切れ・重版未定
奥付の初版発行年月 2009年05月 書店発売日 2009年05月16日 登録日 2010年02月18日
ベンヤミン、バルト、ソンタグ、バザン/ウォルトン、フルッサー、シャーカフスキー、クラウス、セクーラ、バッチェン。代表的な写真論者を取り上げ、彼らの見方・考え方を明快に解説する。ありそうでなかった写真論への招待状。充実の連載も健在。
はじめに 青弓社編集部 第1章 ヴァルター・ベンヤミン――写真のアクチュアリティを追求した知覚の学としての写真論 城丸美香 第2章 ロラン・バルト――個と普遍の接合可能性 三浦なつみ 第3章 アンドレ・バザンからケンドール・ウォルトンへ――写真的リアリズムの系譜 内野博子 第4章 ヴィレム・フルッサー――「テクノコード」としての写真 末廣 円 第5章 ジョン・シャーカフスキー――制作者としての写真理論とキュレーション 中川裕美 第6章 スーザン・ソンタグの修辞学――『写真論』の前と後 生井英考 第7章 ロザリンド・クラウス――指標としての写真 平芳幸浩 第8章 アラン・セクーラの写真論――写真を逆撫ですること 前川 修 第9章 ジェフリー・バッチェンと「写真への欲望」――写真史はいかにして可能か 甲斐義明 連載 映画にとって写真とは何か3 堀 潤之 ジオラマ化する世界3 長谷正人 写真展評3 金子隆一 一九二〇―三〇年代の日本の写真雑誌3 伊勢功治 逸脱写真論3 清水 穣 視覚文化論の可能性を問う3 犬伏雅一
品切れ・重版未定