芸術
青弓社編集部(編)
A5判 228ページ 並製 定価 2000円+税 ISBN978-4-7872-7244-7 C0372 品切れ・重版未定
奥付の初版発行年月 2008年03月 書店発売日 2008年03月12日 登録日 2010年02月18日
世界を批判的に再考して再創造するために、写真メディアと向き合い語り尽くす。誰もが「写真家」でありうる現在、アマチュア写真家、観光する写真家、デジタル時代の写真家とは誰なのか。気鋭の論者たちの特集と強力な連載が「写真空間」を立ち上げる。
『写真空間』刊行にあたって 青弓社編集部 はじめに 青弓社編集部 序章 写真家はどこへ 写真家とは誰か 多木浩二 第1章 歴史のなかの写真家 アマチュア写真論のためのガイド 前川 修 観光する写真家 佐藤守弘 第2章 越境する写真家 現代美術のなかの写真(家) 林 道郎 ニッポンの民俗写真、あるいは〈民俗学者〉としての写真家 菊地 暁 第3章 写真家の現在 デジタルイメージは写真か――写真の消滅とイメージへの責任 土屋誠一 ドキュメンタリー写真の地平、の一歩手前 楠本亜紀 第4章 消失する写真家 対談 「写真/写真家」から遠く離れて 杉田 敦×竹内万里子 連載 写真展評1 金子隆一 一九二〇―三〇年代の日本の写真雑誌1 伊勢功治 逸脱写真論1 清水 穣 視覚文化論の可能性を問う1 犬伏雅一 映画にとって写真とは何か1 堀 潤之 ジオラマ化する世界1 長谷正人
品切れ・重版未定