社会一般
クラーク 志織(著)
四六判 200ページ 並製 定価 2000円+税 ISBN978-4-7872-3580-0 C0036
書店発売予定日 2026年10月06日 登録日 2026年08月17日
政治家の演説で、街角で、SNSで、人種やレイシズムに基づくヘイトスピーチは絶えず、世界的にも排外主義を掲げる政党が支持を伸ばしています。 生物学的には存在しない「人種」に基づく差別、日常にあるレイシズムについて、センセーショナルに攻撃的にではなく、冷静に身近な語り口で話したい――。 本書では、日本とイギリスのミックスルーツの著者が、日本とイギリスで生活するなかで感じたレイシズムを軽妙な文章とコミカルなイラストで考えていきます。 また、自身のエピソードをふんだんに紹介しながら、様々なミックスルーツの人々へのインタビューも実施して、レイシズムやマイクロアグレッション、差別がどのように日常に根づいているかを浮き彫りにします。 「人種って/レイシズムって何だろう?」という手ごわい難問に、身近な経験とわかりやすい文章で粘り強く考えていく入門書です。 【目次】 はじめに 1 イギリスの血が流れているって具体的になに? 2 私は戦争を止められるのか 3 日本人とイギリス人が私のなかにどちらも存在したら、私は崩壊するって? 4 着物を着たら、変なの? 5 私は半分白人という記号かい? 6 ハーフであることに戸惑いを感じる自分はわがまま? 7 「クラーク」は謎な商品名? 8 トゲトゲアグレッションはいずこから? 9 ロンドンでは私はこれっぽっちも「白人」じゃないって、ほんと? 10 あれ? いま透明人間になった? 11 毎日ポジティブに過ごしていれば、差別されない? 12 誰が大英帝国を栄えさせた? 13 誰が白人で誰が白人じゃないのか 14 あなたは、あなたの先祖全員のことを知っていますか? 15 日本で生まれたあなたの民族はなんですか? 16 テロリストって誰? 17 人種のカテゴライズって、けっこうフラフラフワフワ? 18 人種はない。けれど人種差別はある? おわりに