平松 洋(著)
四六判 232ページ 上製 定価 2000円+税 ISBN978-4-7872-3059-1 C0030 品切れ・重版未定
奥付の初版発行年月 1993年01月 書店発売日 1993年01月20日 登録日 2010年02月18日
物語の誘惑、物語の快楽。麻薬のような陶酔性で時代を象徴するほどの力をもちえた物語──ウルトラマン、仮面ライダー、機動戦士ガンダム──の構造の分析をとおして、1960年代以降の資本主義社会の変容を解析するメタ・ヒーロー論。
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序第1章 ウルトラマンのメタファーからメタフィジークへ 1 ウルトラマンのアルケオロジー 2 対ウルトラマンの心理構造 1 ヒーローのタイポロジー 2 類型論にみる対ウルトラマンの深層心理 3 ウルトラマンの社会的深層構造第2章 エクソシストから仮面ライダーへ、悪あるいは蝗のメタファー Pre-texte「エクソシスト」における癒しのメタファーあるいは、exordiumとしてのexorcist 1 癒しのメタファーとしての仮面ライダー 1 〈仮面ライダー=自らのエクソシズム〉、ヒール(Heel)からヒーロー(Hero)へ 2 〈仮面ライダー=他者へのエクソシズム〉、ヒール(Heel)からヒーラー(Healer)へ 3 仮面ライダーのエクソシズムにおけるアポリア 4 仮面ライダーにおける蝗のメタファー第3章 ガンダム論序説──闘争するヒーローからヒーローの逃走論へ 1 ガンダム──闘争するヒーローからヒーローの逃走論へ 1 〈逃走する主体〉、あるいはシステム横断の逃走論 2 〈逃走する社会〉、あるいは歴史の誕生 3 〈逃走する精神〉、精神分析からスキゾアナリーズへ、あるいはニュータイプ論の境域 4 〈逃走するヒーロー〉、あるいはヒーローのノマドロジー後記──あるいは本書の生い立ち
青弓社
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