ジャン=リュック・ナンシー(著) / ジャン=クリストフ・バイイ(著) / 小倉 正史(訳)
四六判 124ページ 上製 定価 2000円+税 ISBN978-4-7872-1040-1 C0010 品切れ・重版未定
奥付の初版発行年月 2007年03月 書店発売日 2007年03月16日 登録日 2010年02月18日
ロサンゼルスをめぐる2つの思索から、開放的でもあり閉鎖的でもある、絶えず膨張と内破を繰り返しながら人々を飲み込む「都市」の輪郭を描き出す。非‐場所としての都市の存在を細やかに丹念につづるナンシーの秀作。坂牛卓と若林幹夫の解題も所収する。
第1部 遠くの都市 第1章 遠くのロサンゼルス ジャン=リュック・ナンシー/小倉正史訳 第2章 遠くの都市 ジャン=リュック・ナンシー/小倉正史訳 第3章 場所の彼方の都市 ジャン=クリストフ・バイイ/小倉正史訳 第2部 都市のゆくえ 建築に表出する病理の行方 坂牛 卓 CIVITASではなく、SUBURBIUMからの思考──ジャン=リュック・ナンシーの都市論の古典性と正統性をめぐって 若林幹夫 訳者あとがき 小倉正史
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