四六判 250ページ 並製
定価 3000円+税
ISBN978-4-7872-0095-2 C0000
書店発売予定日 2026年08月25日 登録日 2026年06月26日
書店数の減少やデジタル技術の進展に伴い、読書文化の拠点として公共図書館の重要性はますます高まっている。特に新型コロナウイルス感染症の拡大を挟んだここ10年で、公共図書館はどのように変化したのか。
図書館同士や他機関との連携、コミュニティ・エンゲージメント、デジタル技術の活用という3つの柱を立てて、長野県や宮崎県、岡山県などの国内の事例と、ノルウェーやスペイン、台湾などの海外の事例をバランスよく紹介する。
電子図書館サービスの普及や学校図書館との連携、市民の学びや交流を促すイベントの実施、AIに代表されるデジタル技術の活用――公共図書館の内外のドラスティックな変化を具体的な事例をひもときながら整理して、公共図書館が人々のウェルビーイングに貢献する可能性を提示する。
【目次】
まえがき
第1章 総論――公共図書館のこれからに備える 永田治樹
1 わが国の公共図書館の基礎的な数値(施設・財政・人事)
2 図書館数、運営単位数そして連携
3 コミュニティ・エンゲージメント――集会とイベント
4 デジタル社会でも輝く図書館
第2章 「オール信州」の連携で読む文化・知る文化を未来につなげる 森いづみ
1 「図書館の強み」と「図書館らしさ」とは
2 市町村と県による協働電子図書館「デジとしょ信州」
3 地域社会の文化を紡ぐ「知の循環」のパートナーとしての連携
第3章 バルセロナとその周辺の図書館――成功した取り組み ジョアン・ポルテル・リファ[永田治樹訳]
1 私たちはどこからきたのか
2 私たちの活動内容
3 世界最高の図書館
4 私たちはどこへ向かうのか
第4章 学校図書館と公共図書館の連携――学びのエコシステム構築に向けて 庭井史絵
1 法改正とガイドラインによる連携の制度化
2 GIGAスクール構想によって実現した学校内外の情報源へのアクセス
3 探究学習の普及と学校・公共図書館連携の変容
4 多様化する学びと求められる「居場所」機能
5 連携に関する国際的潮流――IFLAガイドライン
第5章 ひらかれた図書館のさまざまな学びと交流 井上康志
1 ひらかれた図書館は、どのように生まれたのか
2 まちなかと図書館――都城という場所から考える
3 都城市立図書館のトリセツ――運営は実践としてのリベラルアーツ
4 都城市立図書館で起こっていること――リベラルアーツが生んだ現場の風景
5 居場所――公共図書館という選択肢
第6章 ノルウェーの変わりゆく公共図書館 永田治樹
1 ノルウェー公共図書館の近年の状況
2 ノルウェー公共図書館法の改正(二〇一三年)
3 公共図書館法改正のあと――効果と争点
第7章 市民とともにつくる地域自治の拠点 戸田あきら
1 十二月二十七日午後七時「もちより音楽カフェ」
2 市民とともにつくる――真庭市立図書館の特徴
3 市のまちづくり計画のなかで
4 図書館の活動が生み出したもの
第8章 AI時代の知の継承と図書館の未来 安藤幸央
1 生成AIと図書館の未来
2 生成AIをどう使うか
3 生成AIがサポートできる図書館業務
第9章 シンガポールの公共図書館を訪ねて――デジタル技術活用に注目して 牧野雄二
1 シンガポールの情報政策のなかで重要な位置を占める図書館
2 中央公共図書館(Central Public Library)
3 タンピネス地域図書館(Tampines Regional Library)
4 スター・ウォーズポップアップ図書館(Star Wars Pop-Up Library)
5 その他のデジタル技術活用の事例
第10章 発展していく台湾の公共図書館 磯部ゆき江
1 国家図書館オープンラボ
2 台湾の公共図書館
3 台湾の公共図書館について考える――三つの直轄市図書館を中心に
図書館界の動き(年表)
あとがき 磯部ゆき江
歴史修正主義とサブカルチャー書店発売日
田原俊彦論書店発売日
国道16号線スタディーズ書店発売日162-0801 東京都新宿区山吹町337
電話:03-3268-0381
ファクス:03-3268-0382
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