社会一般
高野 一枝(著)
四六判 224ページ 並製 定価 2600円+税 ISBN978-4-7872-0089-1 C0000
書店発売予定日 2025年08月25日 登録日 2025年06月25日
まちづくりの場で図書館が担う重要な役割とは何か? 「読書バリアフリー」に図書館はどんなふうに取り組んでいるのか? デジタル化やAIは図書館をどう変えるのか? 図書館員の働き方の課題とはどのようなことか? 公共図書館システムの構築にSEとして長年携わり、全国の図書館を見つめてきたライブラリーコーディネーターが、本を通じた地域活性化の取り組み、困難を抱えた人々のための利用環境づくり、情報化社会での役割、さらには職場での人間関係や働き方など、図書館をめぐるさまざまな事柄を展望する。 意欲的な取り組みをしている図書館の数々を訪れ、地域と図書館が一丸になった交流イベントに駆け付け、電子書籍やLLブックの製作を実際に体験し、図書館や読書環境、職場での人間関係に関する各種の講座や勉強会にも参加。各地に足を運びながら、図書館の現在地を多彩な視点から描き出していく。 図書館の「いま」に向き合い、図書館の「これから」を考えるヒントが詰まった一冊。 【目次】 まえがき 第1章 まちと向き合う 第2章 やさしさと向き合う――認知症、ユニバーサルデザイン、LLブック 第3章 情報と向き合う――ウェビナーやセミナー情報、聞き書き甲子園 第4章 デジタルと向き合う――「Wikipedia」、電子書籍、AI、情報リテラシー 第5章 仕事と向き合う――会計年度非正規採用、働き方のコミュニケーション あとがき