北出 幸男(著)
四六判 266ページ 並製 定価 1600円+税 ISBN978-4-7872-7164-8 C0076 品切れ・重版未定
奥付の初版発行年月 2003年01月 書店発売日 2003年01月17日 登録日 2010年02月18日
チベット民俗宗教の呪具といわれるジービーズ、縄文時代の遺跡からも出土するヒスイ、弥生時代の聖具・勾玉、占星術でおなじみの水晶、風水グッズの数々など、古代から数千年も脈々と生きつづけている宝石がもつ不思議なパワー=気をていねいに解説する。
第1章 ジービーズ──眼は災いを退ける ジービーズはヒマラヤで生まれた魔法のビーズ 精神世界は豪華絢爛な世界である ジービーズをめぐるシンクロニシティの嵐 台湾では熱狂的ジービーズ・ブームがおきた 超愉快なジービーズ・ハンティング大作戦! ジービーズは一千年の昔にチベットで開発された ジービーズには六十から七十もの種類がある お目当てのジービーズは探してもみつからない アンティークのジービーズの入手は超困難 ジービーズがあなたをパワーの世界に運ぶ ジービーズをさらに詳しく知るための資料集 第2章 大珠と玉璧──ヒスイは魂を癒す 意外な事実! ヒスイは健康にいい薬石だった ドラマチックな人々がぼくを古代史にいざなった 理知的感性とは異なるレベルで呪術がひらく 延々と時間をかけてヒスイ大珠は製作された こうしてヒスイ大珠は縄文呪術の中核となった 縄文呪術の謎を不思議の神・ニギハヤヒにさぐる 大珠は現代でも活用できるヒーリング・ツール ヒスイであってヒスイではない玉製品の不思議 玉文化の震源地は長江流域の良渚文明にあった ぼくら物見遊山隊は胸躍らせて良渚遺跡へ行った 天のパワーは玉製品を介して人間についた! 良渚文明を飾る玉製の三種の神器の謎 人徳は玉からパワーを得て強化できた孔子の論理 すぐれた玉製品には官能的な妖しさがある 第3章 匂玉──精霊は器に満ちる 勾玉は弥生時代のパワー・オブジェクトだった 大和朝廷の祖先は勾玉から生まれた 勾玉は政治権力の象徴となった オオクニヌシ信仰が古代日本列島の宗教だった やがて勾玉は朝鮮半島との交易の品となった 勾玉消滅は藤原一族の陰謀だったようだ 勾玉は胎児の形をもとに作られた 心の内に古代が蘇るならその日から元気になれる 赤と緑色への信仰が古代呪術の核だった 第4章 水晶グッズ──吉祥は形に宿る 万物は〈気=パワー〉とともにある パワーは基本的な色と形と数をまとう 水晶製品が神秘的なパワー世界へ私たちを連れていく 水晶球はパワー・オブジェクトの基本 宝珠は願いのことごとくをかなえてくれる 蓮華座があると水晶球は何倍もパワーを増す 五輪塔と五色玉は心のバランスを整える プラトン立体、驚異的な五つの神聖多面体 水晶製品が超気持ちいい世界を開示する 内なるいい気持ちがわかればセックスだってすごくなる 第5章 風水グッズ──幸運は部屋に居着く 〈気〉のつく言葉が〈気〉の本質を語っている 祖先に見放されたら運が尽きる死者の論理 天にあるがごとくに地を整える 大地に女神の性器を探す風水に極意 理想の土地は玄武・青龍・朱雀・白虎の四神に相応する 性悪の気〈サツ〉を封じれば誰もが幸運になれる とっても簡単! 「クリスタル風水」の約束事 クリスタル風水の四大強力パワーオブジェクト こんなにある強力パワーの風水グッズ クリスタル風水の最後は自分で気を計る 主要参考文献 あとがき
青弓社
品切れ・重版未定