麻田 圭子(著) / 佐々木 健介(著)
四六判 368ページ 上製 定価 2000円+税 ISBN978-4-7872-9148-6 C0093 品切れ・重版未定
奥付の初版発行年月 2001年07月 書店発売日 2001年07月07日 登録日 2010年02月18日
あの帰らない日々、自分たちは、同級生たちは何を考え、誰を愛し、その後、どんな進路を歩んでいったのか。主人公の2人が、輝くばかりの高校時代と30年後のいまとの往還を重ねて、いまどこに向かおうとしているのかをていねいにおりあげる長篇小説。
序章 パリ─東京 二〇〇〇年、春第1章 祭りのあとで──一九七一年九月第2章 ミラクル・リターン 第3章 ダッコちゃんと遠足に行く──一九六〇年五月第4章 一九六三年、彼らは小学校四年生だった第5章 ピカソが死んだ──一九七三年四月第6章 一九七三年、赤ちゃんはコインロッカーへ、同棲は三畳間で、そして演劇は外へ第7章 「ヒ、ミ、ツ」第8章 「カンナン、一枚ください」──一九七八年二月第9章 一九八三年、ディズニーランドにつれてって第10章 絵に描いた子供のように──一九八八年八月第11章 誌上クラス会、天安門で会いましょう──一九八九年十月第12章 「カルメン、十七歳」──一九八九年十一月第13章 詩のなかの少年へ──一九九〇年二月第14章 一九九三年、「歴史的握手」をしたのはだれ?第15章 一九九九年春、あの人は今第16章 最後の講義──一九九九年五月終章 二〇〇〇年、秋あとがき
青弓社
品切れ・重版未定