ブライアン・マリナー(著) / 平石 律子(訳)
四六判 284ページ 上製 定価 2800円+税 ISBN978-4-7872-3070-6 C0036 品切れ・重版未定
奥付の初版発行年月 1993年11月 書店発売日 1993年11月01日 登録日 2010年02月18日
儀礼、復讐、飢餓、商売、嗜好、悦楽……。世界各地の記録をたどりながら、有史以前の風習から現代を跋扈する食人鬼へと連綿と受け継がれながら文明に封印されてきた人類の暗黒の欲望を暴く、衝撃のカニバリズム論。食人の心理とは?
1 人食いの風習 (1)アステカ族 (2)北米インディアン (3)アフリカの食欲 (4)アマゾンのメニュー (5)島の人食い人種 (6)アンティポディーズ諸島のカニバリズム (7)現代のカニバリズム2 必要に迫られた人食い (1)山賊のセイ (2)略奪者ピアース (3)ドナー隊の悲劇 (4)洋上の人食い──ミノネット号事件 (5)アンデス山脈の生存者 (6)墜落食3 利益のための人食い (1)ソウニー・ビーン (2)民主党員を食べた男、パッカー (3)ソーセージ屋のルートガルト (4)三人の人食いドイツ人 (5)ゲオルグ・カール・グロスマン (6)フリッツ・ハールマン (7)カール・デンケ4 悦楽の人食い (1)盛りあわせ(アントレ) (2)怪人フィッシュ (3)怪物ゲイン (4)狂人、悪人、ディーン・ベイカー (5)人食いケンパー (6)クロルの冷凍食 (7)パリの人食い (8)アンナは愛人を食べた (9)女性コレクター、ゲリー・ヘイドニク (10)現代アメリカの人食い (11)ジェフリー・ダーマー──ミルウォーキーの人食い鬼 (12)ロシアの人食い (13)終わりに訳者あとがき
青弓社
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