ミシェル・リシャール(著) / 宇波 彰(訳)
四六判 290ページ 上製 定価 2500円+税 ISBN978-4-7872-1003-6 C0010 品切れ・重版未定
登録日 2010年02月18日
現代フランス思想の行く末──。強大な影響力を誇る、フーコー、アルチュセール、ボードリヤール、ジラール、クラストル、カストリアディスのテクストを読み直し、彼らの思想における問題の所在と継承すべき衣鉢を大胆に提示する試み。
序文1 ピエール・クラストル──未開社会についてのもうひとつの見解 ジャン=フランソワ・スクリュプチャク2 ルネ・ジラール──ある仮説的人類学者 全文明の初源としての犠牲の山羊と暴力 マリー=フランソワ・コート=ジャラード3 ミシェル・フーコー──明証さへの疑義と思考史の批判的な研究への寄与 マリー=フランソワ・コート=ジャラード4 ルイ・アルチュセール──階級闘争のなかのマルクス主義理論家 ミシェル・リシャール5 コルネリウス・カストリアディス──できごとの明証性 ミシェル・リシャール6 ジャン・ボードリヤールまたは現在のユートピア──消費社会の徹底的批判のために ジャン=フランソワ・スクリュプチャク訳者あとがき
青弓社
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