エドワード・P・トムスン(著) / 市橋 秀夫(訳) / 芳賀 健一(訳)
A5判 1360ページ 上製 定価 20000円+税 ISBN978-4-7872-3213-7 C3036 在庫あり
奥付の初版発行年月 2003年05月 書店発売日 2003年05月30日 登録日 2010年02月18日
産業革命期という近代資本主義の政治・経済システムの確立過程で、イングランド民衆は労働者としての階級意識をみずからのものとしてどのように形成していったのか。民衆の対抗的政治運動の歴史=下からの歴史を多面的に分析した社会史研究の記念碑的労作。
序文 一九八○年版への序文 第1部 自由の木 第1章 会員に制限なし 第2章 クリスチャンとアポルオン 第3章 「悪魔の砦」 第4章 自由の身に生まれたイングランド人 第5章 自由の木を植える 第2部 アダムの罪 第6章 搾取 第7章 農場労働者 第8章 職人とそのほかの労働者 第9章 織布工 第10章 生活水準と経験 1 財 2 住居 3 生命 4 子供時代 第11章 十字架の変形力 1 道徳装置 2 絶望の千年王国説 第12章 コミュニティ 1 余暇と人間関係 2 相互扶助の儀礼 3 アイルランド人 4 永遠なる無数の人びと 第3部 労働者階級の登場 第13章 急進的なウェストミンスター 第14章 世直し軍団 1 黒きランプ 2 不透明な社会 3 団結禁止法 4 剪毛工と掛け枠編み工 5 シャーウッドの野郎ども 6 職種の秩序に従って 第15章 煽動政治家と殉教者 1 人心の離反 2 指導者の問題 3 ハムデン・クラブ 4 ブランドレスとオリヴァー 5 ピータールー 6 カトー街の陰謀 第16章 階級意識 1 急進的文化 2 ウィリアム・コベット 3 カーライル、ウェイド、ガスト 4 オウエン主義 5 「一種の機械」 一九六八年版へのあとがき 文献に関する注記 原注 訳注 訳者解題 市橋秀夫 文献一覧 索引
青弓社
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