芸能・タレント
佐藤 明子(著)
四六判 160ページ 並製 定価 1600円+税 ISBN978-4-7872-7240-9 C0073 品切れ・重版未定
奥付の初版発行年月 2008年01月 書店発売日 2008年01月21日 登録日 2010年02月18日
団塊世代の永遠のスター沢田研二のザ・タイガース結成と解散、ソロ活動、「勝手にしやがれ」の大ヒットなどのエピソードを組み立てて半生を描き、歌唱力と演技力、色気、ファッション、恋愛観、任侠心などを浮き彫りにして、ファンを魅了し続ける人間性に迫る。
まえがき 1 ワイルド・ジュリーの現在 「SMAP×SMAP」での沢田研二 「灰とダイヤモンド」 ジュリーの“セクシー” 過程こそロック 「サムライ」にみる男の贅沢 「TOKIO」が暗示するもの 2 ジュリーと歌謡ロック 歌謡番組のミュージシャンたち 『8時だョ!全員集合』と井上堯之バンド 浪花節への憧れ 佐野元春の超越性 ジュリーといえば「一等賞!」 布施明をめざしてしまったジュリー? 3 タイガースと祭りのあと 沢田研二ショーとザ・タイガース再結成 沢田研二と加橋かつみ デビュー秘話 『世界は僕らを待っている』と『コック・サッカー・ブルース』 タイガース・ファイナル タイガースをもじったタイマーズ 夢を提供する者として 4 団塊世代の葛藤と沢田研二の沈黙 『同棲時代』と『スローなブギにしてくれ』 バンド志向と団塊世代 だから好きさ、「ノンポリシー」のジュリー! 糸井重里と「ビックリハウス」 アイドル雑誌「明星」「平凡」 「ス・ト・リ・ッ・パー」とスター性 5 節度あるジュリーチーム ジュリーに恋する久世光彦 「天地真理と沢田研二」って、何? PYGの仲間 沢田研二とバンドメンバー 内田裕也って何者? 沢田研二と安井かずみ 後輩・清水健太郎 6 「あの事件」とその後 新幹線暴力事件と謹慎 気迫の「勝手にしやがれ」 「ダーリング」「カサブランカ・ダンディー」はライブだ! 石野真子や山口百恵に歌われたジュリーって? 「アンコール」にみる山口百恵とのちがい 葛藤の「TOKIO」と胃潰瘍 「背中まで45分」は…ロックだ! 「どん底」を見た男 苦悩の「レコ大」舞台裏 7 渡辺プロダクションからの独立に秘められた使命 「限りなく無欲に近い」貪欲さ ジュリーもこわかった? 人さらい 沢田研二の空手 映画『太陽を盗んだ男』 「本当のスーパースター」宣言と再婚 「少数派」に寄り添うロック 8 女性たちと再生 ザ・ピーナッツ 女性ファンはマゾヒスト? 「女の辞書には不可能はない」と本音 映画『ときめきに死す』 9 ジュリーの任侠と抵抗 兄貴!高倉健 「氷づめのハニー」は田中裕子? 「女の腐ったようなやつ」でいいのか 沢田研二の「電話の唄」 「日本のミック・ジャガー」? それとも「デビット・ボウイ」? 「ヨーロッパ志向」ジュリーのフランスでの屈辱? ジュリーの愛読書 「男の化粧」と女装 10 超越する身体性 一線を踏み越えない振り付け 運動神経は海を越える? ビジュアルとロック 失神バンド「オックス」と沢田研二の「青」 沢田研二とファッション 11 「文吉」の再生と、守るべき秩序 次男魂は負けない 「永遠のアイドル」ジュリーは子分タイプ? 追い詰められて蘇るジュリー 映画『魔界転生』 いつもそこにはロックがあった
品切れ・重版未定