カラフルでキッチュなコンクリート像がこれでもかというほど立ち並ぶ異色のスポット、それがタイの地獄寺です。「珍スポット」「B級スポット」として知られますが、著者の椋橋彩香さんはこのたび、83の地獄寺を実際に訪ねて、美術や宗教などの側面から地獄寺を体系的に1冊にまとめました。
そんな世界初の地獄寺論考の刊行を記念し、トークイベントを開催します!
第1回は、「なぜ私たちは地獄に魅せられるのか?」と題し、写真家・編集者の都築響一さんをゲストにお招きして、タイの地獄寺の不思議な魅力や地獄寺を取り巻くタイの宗教や風俗、美術表現としての面白さなどを縦横に語っていただきます。
吉祥寺のブックスルーエの協力のもと、会場は吉祥寺駅北口から徒歩5分の武蔵野商工会議所。開催日時は11月8日(木)の19時です。その他、参加方法などの詳細はこちらからお願いします。
第2回は、「地獄寺を美術と文学から語ろう」がテーマです。「地獄寺」を日常と地獄をつなぐ「異界への門」と捉え、文芸評論家で怪異・怪談の造詣も深い東雅夫さんと著者・椋橋彩香さんが、地獄めぐりの楽しさや苦労、日本とタイの地獄表現の違いなどの視点から、肩の力を抜いて地獄寺を語り合います。
こちらの会場は青山ブックセンター本店で、11月16日(金)の19時から開催です。ご予約はこちらから受け付けています。
どちらも「地獄寺」のマニアックな魅力が詰まったイベントです。
みなさまのご参加をお待ちしています!