2014-03-04

朝鮮映画黎明期の撮影技師・宮川早之助のこと、など
――安鍾和『韓国映画を作った男たち――一九〇五―四五年』を翻訳して

長沢雅春  本書は安鍾和著『韓国映画側面秘史』(春秋社、1962年)の全訳です。原書の刊行は半世紀以上も前のことで、紙面はいまでは珍しい縦書きで、ハングルに一部漢字を交えたものになっています。  書名を「韓国」としたもの … 続きを読む

カテゴリー: 原稿の余白に | コメントをどうぞ
2014-02-10

「「愛国」の技法」を一生懸命まじめに実践すると死んでしまいます
――『「愛国」の技法――神国日本の愛のかたち』を書いて

早川タダノリ 『「愛国」の技法』を刊行してから、このタイトルはどんな意味なのですか?と何人もの方から尋ねられました。  この本のコンセプトは、「自称愛国者のみなさんに贈る、こうすればもっと気持ちヨクなる愛国活動」です。謝 … 続きを読む

カテゴリー: 原稿の余白に | コメントをどうぞ
2014-01-09

サックスを身近に感じてください
――『まるごとサックスの本』を書いて

岡野秀明  2012年6月、青弓社の編集の方から書籍刊行のオファーが届きました。根が偏屈で疑り深い性質なので「自費出版」の誘いかと身構えたところ、そうではないことがわかり会ってみることに。  すると、先にヴァイオリンやピ … 続きを読む

カテゴリー: 原稿の余白に | コメントをどうぞ
2013-12-13

記録する社会とフィールドワーク
――『「創られた伝統」と生きる――地方社会のアイデンティティー』を書いて

金 賢貞  本書は、筆者が韓国人留学生として筑波大学大学院に在学した2001年から07年までの約6年間フィールドワークを続けた茨城県石岡市の通称「石岡のおまつり」をめぐるさまざまなローカルな出来事や言説に注目して、石岡と … 続きを読む

カテゴリー: 原稿の余白に | コメントをどうぞ
2013-11-08

「不思議な視点」で「不思議なもの」を見つけたい
――『戦後日本の聴覚文化』を書いて

広瀬正浩  このたび青弓社から『戦後日本の聴覚文化――音楽・物語・身体』を出す機会を得ました。これは私にとって初の単著となります。  この本を書店で手に取ってくださった方、あるいは青弓社のウェブサイト内にあります本書の紹 … 続きを読む

カテゴリー: 原稿の余白に | コメントをどうぞ
2013-09-24

クロマチックハーモニカ時代の到来
――『まるごとハーモニカの本』を書いて

山内秀紀  昨年(2012年)暮れ、執筆依頼状が届いた。ハーモニカの本を出版することなど、まったく頭になかったが、「クロマチックハーモニカを主体にしたハーモニカの本でいい」ということだったので、気持ちにスイッチが入った。 … 続きを読む

カテゴリー: 原稿の余白に | コメントをどうぞ
2013-09-02

1927年(昭和2年)の「クリスマスの催し」
――『ホテル百物語』を書いて

富田昭次  青弓社から『ホテルと日本近代』を出してちょうど10年。振り返れば、筆者の近代史への興味は、いつもホテルが入り口になっていた。昔のホテルの絵はがきやパンフレット、ホテルでの過去の出来事が筆者を日本の近代へと誘っ … 続きを読む

カテゴリー: 原稿の余白に | コメントをどうぞ
2013-08-19

身体を加工する動物=人間
――『美容整形と〈普通のわたし〉』を書いて

川添裕子  立ち居振る舞いやしぐさから外見の整え方に至るまで、人の身体は一生を通して文化的に加工され続けます。本書のテーマである美容整形は、多様な身体加工術の一つといえます。では美容整形はどのような特徴をもった加工技術で … 続きを読む

カテゴリー: 原稿の余白に | コメントをどうぞ
2013-08-08

「わたしは」「思う」
――『海辺の恋と日本人――ひと夏の物語と近代』を書いて

瀬崎圭二  5年前に、博士論文をほぼそのまま出版する形で『流行と虚栄の生成――消費文化を映す日本近代文学』(世界思想社、2008年)を刊行した際、反省させられたことがいくつかあった。この本には、私の〈専門〉である日本近現 … 続きを読む

カテゴリー: 原稿の余白に | コメントをどうぞ
2013-08-05

エイズ問題との関わりを通して見えてきた日本と/の「ゲイ」
――『日本の「ゲイ」とエイズ――コミュニティ・国家・アイデンティティ』を書いて

新ヶ江章友  本書を書き上げたあと、様々な不安が心をよぎった。その不安はいまも続いている。調査対象者とのラポール関係を築くのが難しかったと書いたが、あのようなことを書いてもよかったのだろうか。このようなことを考え始めると … 続きを読む

カテゴリー: 原稿の余白に | コメントをどうぞ