2016-11-29

「ホームルーム」後の講師室にて
――『アイドル論の教科書』を書いて

塚田修一  本書では「ホームルーム」で講義を終えたので、ここでは、さしずめ「ホームルーム」後の講師室で、本書にまつわるこぼれ話を、というような雰囲気で書いてみたい。  実は、本書の著者2人がそろって格闘していたものが2つ … 続きを読む

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2016-11-22

代理出産、特別養子縁組、里親、児童養護施設をつなげる視点
――『〈ハイブリッドな親子〉の社会学――血縁・家族へのこだわりを解きほぐす』を書いて

土屋 敦/松木洋人 「ふつう」の親子? 「ふつう」の子育て?  血縁でつながっている実の親と子どもとの関係。これが多くの人がイメージする「ふつう」の親子関係だろう。同様に、我々が「子育て」という言葉を使うとき、それはたい … 続きを読む

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2016-11-17

本書が受けるかもしれない誤解についての釈明
――『怪獣から読む戦後ポピュラー・カルチャー――特撮映画・SFジャンル形成史』を書いて

森下 達  エピローグにも書いたとおり、本書は、筆者の博士学位論文がもとになっている。博士論文を母校に提出したのは2014年12月のこと。そのときには、まさか2016年に新しいゴジラ映画が封切られることになろうとは――そ … 続きを読む

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2016-08-17

本書の敵はディズニーマニアとディズニー?
――『ディズニーランドの社会学――脱ディズニー化するTDR』を書いて

新井克弥  本書の執筆については、2つの「恐れる読者」を想定した。そして、これへの対応にかなりの時間を費やした。  1つは本書でDヲタと表記したディズニーマニアの一群だ。彼らにとってディズニー世界は自らのアイデンティティ … 続きを読む

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2016-07-11

石井敦先生に捧ぐ
――『人物でたどる日本の図書館の歴史』を書いて

小川 徹/奥泉和久/小黒浩司  近代日本図書館史研究の先駆者である石井敦は、いまから20年ほど前に『簡約日本図書館先賢事典(未定稿)』(1995年)という本を自費出版した。石井はその「まえがき」で、同書を編んだ目的を次の … 続きを読む

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2016-06-27

青春の記録は苦悩に満ちている
――『80年代音楽に恋して』を書いて

落合真司  1980年代は、わたしが高校生・大学生として過ごした貴重な時間。  ネットもスマホもない時代のきらめいた青春の日々。  その青春は常に音楽とともにあった。  いきなり格好をつけて3行書いてみたが、拙著の「あと … 続きを読む

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2016-06-17

植民地の図書館事業を再考するために
――『図書館をめぐる日中の近代』を書いて

小黒浩司  本書の執筆・校正と並行して、戦前期の図書館用品のカタログを復刻する計画を進めてきた。こちらは現在その解題などの校正中だが、ゲラを見ていてあらためて気付いたことがある。  図書館用品店のカタログには、それぞれの … 続きを読む

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2016-04-27

2016年5月の2ヶ月後は7月です
――『アガンベンの名を借りて』(と『スタシス』)を刊行する理由

高桑和巳  高桑和巳と申します。フランスとイタリアの現代思想を研究・紹介しています。仕事のなかでは、とくに翻訳に力を入れています。フランスについてはミシェル・フーコーやジャック・デリダを、イタリアはもっぱらジョルジョ・ア … 続きを読む

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2016-04-01

風化させてはならない宝塚の記録
――『白井鐵造と宝塚歌劇――「レビューの王様」の人と作品』を書いて

田畑きよ子  白井鐵造は、いまも歌い継がれる「すみれの花咲く頃」の訳詞者であり、宝塚歌劇一筋にその基礎を築いた人物でもある。そのために白井の研究者は後を絶たず、さらに、白井の自伝『宝塚と私』(中林出版、1967年)、そし … 続きを読む

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2016-01-25

散逸した史料を丹念に収集して
――『帝国日本の交通網――つながらなかった大東亜共栄圏』を書いて

若林 宣  書いているときは夢中で気づかなかったが、こうしてできあがってみると、総論的なものではないどころか、マイナーな話ばかりをあれこれと詰め込んだ変わった本になったように思う。一体、どうしてこうなったのだろう。  本 … 続きを読む

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