2009-02-06

プライバシーをひけらかす人びと
――『ポスト・プライバシー』を書いて

阪本俊生   最近、プライバシーをひけらかす人の話をよく耳にする。集会所の片隅で若いカップルが仲良くしている。彼らは他人がいてもまったく平気といった感じである。電車や教室で鏡を見ながらの化粧直しは言うに及ばず、インターネ … 続きを読む

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2009-02-01

第8回 クナッパーツブッシュ、1949年のステレオ録音ヨウラ・ギュラーを聴く

 ドリームライフから「クナッパーツブッシュ・スペシャル・ボックス」という2枚組み(RIPD-0002)が発売された。クナッパーツブッシュ指揮、ウィーン・フィル、曲目はハイドンの『交響曲第88番「V字」』、R・シュトラウス … 続きを読む

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2009-01-31

第7回 ヨウラ・ギュラーを聴く

 ヨウラ・ギュラーYoura Gueller(1895-1980)はその昔、「女優にならないか」と誘われたことがあるという。確かに若い頃の写真を見ると、そう言われるのも十分にうなずける。とはいえ、いくらきれいとはいっても … 続きを読む

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2009-01-25

第6回 フルトヴェングラーとトスカニーニ

 戦前戦後を通じて世界中の人気を二分した指揮者がフルトヴェングラーとトスカニーニだったことはあえて強調するまでもない。この両者はお互いを強く意識したことでも知られているが、ある新聞記者が「あなたのライバルは誰ですか? 教 … 続きを読む

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2009-01-24

第5回 アイダ・シュトゥッキのこと

 昨年末のこと、レコード会社の担当者から「アイダ・シュトゥッキ(Aida Stucki)というヴァイオリニスト、ご存じですか?」、こう言われて私は反応できなかった。担当者は続ける、「ムターの先生らしいですよ」。渡されたC … 続きを読む

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2009-01-19

メイド・イン・ジャパンのメカなら何でも直すことができる〈日本人〉
――『アメリカ雑誌に映る〈日本人〉――オリエンタリズムへのメディア論的接近』を書いて

小暮修三   まずは、僕がまだアメリカ留学したばかりの頃のエピソードをひとつ。   ある日、大学院生専用図書館のコンピュータ室でデータ処理をしていたところ、近くに座っていたアメリカ人女性が「オーマィガッ!」とPCを前に慌 … 続きを読む

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2009-01-18

第4回 奇々怪々、新発見の『第9』

 2月4日、ドリームライフから“フルトヴェングラー、ウィーン・フィル、1日違いの『第9』世界初発売”と題されたCDが発売される予定である(RIPD-0003)。これは1953年5月30日、ウィーン、ムジークフェラインザー … 続きを読む

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2009-01-17

第3回 いいアンコール

 小泉元首相の著作『音楽遍歴』(日本経済新聞社)に「アンコールへの注文」という項目がある。そこでは「最終楽章をもう一度繰り返すアンコールがあるけれど、これは興ざめだ」「ブルックナーとかマーラーとか、長大なシンフォニーなん … 続きを読む

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2009-01-14

第2回 チョン・キョンファは引退したのか?

 今年に入って、ある事情通から「チョン・キョンファは引退してジュリアード音楽院の教師になった」という情報を得た。そう言えば、最近チョンの動向を聞かなくなって久しい。CDも2000年に収録されたブラームスの『ヴァイオリン協 … 続きを読む

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2009-01-07

第1回 朝比奈は本当にフルトヴェングラーの『ロマンティック』を聴いたか?

 朝比奈隆が1953年にフルトヴェングラーと面会し、「ブルックナーは原典版でやった方が良い」と言われたことは、朝比奈自身が生前に何度も書いたり語ったりしていた。この訪欧時、朝比奈はベルリンでフルトヴェングラー指揮、ベルリ … 続きを読む

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