2016-07-08

第10回 男の子の健やかな成長を祈る――丸亀・八朔の団子馬(香川県丸亀市)

吉野りり花(日本の旅ライター・旅エッセイスト。日本の食文化を中心に執筆) サンライズと「瀬戸の花嫁」の洗礼  東京駅、夜22時。ちょっぴり鉄分濃いめで、鉄道旅が大好きだったから旅の文章を書く仕事を始めた私は、何年ぶりかの … 続きを読む

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2016-02-05

第9回 巨大なタラを担いで大漁祈願――掛魚まつり(秋田県にかほ市金浦)

吉野りり花(日本の旅ライター・旅エッセイスト。日本の食文化を中心に執筆)  冬の日本海は独特だ。その色は青というよりも鉛のように重たい色で、大きくうねる波を眺めているとどんよりと心が曇る。2015年2月、秋田県にかほ市を … 続きを読む

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2016-01-07

第8回 龍神様のナスが夏の毒消しに――お諏訪様のなすとっかえ(埼玉県狭山市)

吉野りり花(日本の旅ライター・旅エッセイスト。日本の食文化を中心に執筆)  小学生の頃、図書館で「隠れ里」を扱った本を見つけた。山奥に人知れず存在する桃源郷。自分が知らなかった異世界がこの世界のどこかにある――? そう知 … 続きを読む

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2015-08-04

第7回 民話のふるさと――不思議の里遠野の小正月(岩手県遠野市)

吉野りり花(日本の旅ライター・旅エッセイスト。日本の食文化を中心に執筆)  新花巻で東北新幹線を降りて釜石線に乗り換えると、窓の外には真っ白な雪景色が広がった。草木を覆う一面の白と、その合間をゆったりと流れる川。そんな風 … 続きを読む

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2015-07-21

第6回 大根を食べると中風にならない――鳴滝了徳寺の大根焚き(京都府京都市右京区)

吉野りり花(日本の旅ライター・旅エッセイスト。日本の食文化を中心に執筆) 「祈りや願いと結び付いた食べ物」というと一体どんなもの?とピンとこない人も多いかもしれないけれど、実は身近なところにたくさんあったりする。たとえば … 続きを読む

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2015-06-19

第5回 豆腐を食べて1年分の嘘を帳消しに――「八日吹き」のうそつき豆腐(鳥取県鳥取市河原町)

吉野りり花(日本の旅ライター・旅エッセイスト。日本の食文化を中心に執筆) 倹約のために豆腐を食べるべし――鳥取と豆腐、因縁の歴史  日本のあちこちを旅していると、同じ日本といえどもその地方独特の県民性というものは確実にあ … 続きを読む

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2015-05-25

第4回 若者たちが切り分けた塩鯛を安産のお守りに――早魚神事(福岡県福岡市東区奈多)

吉野りり花(日本の旅ライター・旅エッセイスト。日本の食文化を中心に執筆)  海はいい。大きくておおらかで。真っ青な海を眺め、寄せる波の音に耳を傾けていれば、小さな迷い事はどこかに飛んでいってしまう。同時に少し怖くなる。お … 続きを読む

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2015-05-11

第3回 巨大なワラ人形で厄落とし――若神子のほうとう祭り(山梨県北杜市)

吉野りり花(日本の旅ライター・旅エッセイスト。日本の食文化を中心に執筆) 山梨の県民食「ほうとう」を使ったまじない食がある?  山梨県の郷土食に「ほうとう」がある。「ほうとう」は小麦粉で作った幅広の麺で、うどんとよく似て … 続きを読む

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2015-04-24

第2回 きゅうりが夏の病の身代わりに――京都・神光院の「きゅうり封じ」(京都府京都市)

吉野りり花(日本の旅ライター・旅エッセイスト。日本の食文化を中心に執筆)  JR京都駅から西賀茂車庫行きの市バスに乗り込むと、二条城や晴明神社前を過ぎたあたりで乗客はぐんと少なくなった。ああ、ここから先は観光客が訪れない … 続きを読む

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2015-04-09

第1回 まじない食をたずねる旅へ――私はなぜまじない食に興味をもったのか

吉野りり花(日本の旅ライター・旅エッセイスト。日本の食文化を中心に執筆) 自然災害と隣り合わせの鹿児島で  私が生まれ育ったのは九州最南端の鹿児島県。幼い頃は薩摩半島の南の端っこに位置する指宿市に住んでいた。指宿は日本列 … 続きを読む

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