『聖書』と『易経』に生きて92歳のひとりごと

92歳のひとりごと 『聖書』と『易経』に生きて

梶川 敦子 著
四六判 224ページ 並製
定価:1600円+税
ISBN978-4-7872-9230-8 C0095
奥付の初版発行年月:2015年10月/書店発売日:2015年10月11日

在庫あり
西洋の愛の教え『聖書』と東洋の知の教え『易経』――2つの偉大な書物を心の糧に92年の歳月を重ねてきた著者が伝える、自然体で生きていくための道しるべ。みずみずしい感性で毎日を送る著者の「あるがままに」という信条が、心や頭をほぐしてくれるエッセー。

版元から一言

西洋の愛の教え『聖書』と東洋の知の教え『易経』――2つの偉大な書物を心の糧に、92年の歳月を生き抜いてきた著者が、その歳月を振り返り、たどり着いた境地を語る。
理解を超えたショッキングな出来事が世界をおびえさせ、人々が先行きに不安を抱えるいま、著者が教える『易経』を学びに集まる若い人も増え、生きるヒントになる「気づき」を得ている。
「『聖書』の愛の言葉と、『易経』の文章にある知恵は、まちがいなく生きるうえの道しるべとして、そのまま人に話していけば、利口ぶった解釈を加えなくてもすむ」と著者は言う。
戦争をはじめ多くの困難をくぐりぬけながら、みずみずしい感性を持ち続ける著者の自然体の生き方を見れば、凝り固まりがちな人生に対する見方も、やわらかく自由になることだろう。

著者プロフィール

梶川 敦子(カジカワ アツコ)

1923年、東京都牛込に生まれる。白百合高等女学校卒業。芹沢光治良に師事。「死者の家」で第2回群像新人賞入選。著書に『生きるヒント『易経』』(2012年)、『生かされてあるいのち』(自伝的小説、2010年)、『占いの原点『易経』』(2008年)、『芹沢光治良の世界』(2000年)、『天の残像』(1990年)(いずれも青弓社)ほか。

目次

はじめに

第1部 命こそ「神の愛」――『易経』の扉が開いたとき
 お祭り
 お寺
 神社
 学校
 修道女たち
 姉妹
 生涯の師
 М子
 戦争、飢え、敗戦
 家
 家族
 変貌
 占いについて
 易を知る
 カトリック離れ
 プロテスタント
 幸福とは
 伝道、献金
 洗礼
 破傷風
 それは不意に
 相川牧師の死

第2部 本物と偽物、謙虚と高慢――それを学んだ歳月
 小説家になれなかったわけ
 山と自然と

第3部 心の自由は終わらない
 終の棲み家――軽井沢物語
 老いへの道
 死の淵から
 入院
 過去の声
 トラ子の話
 軽井沢の人々
 余滴

終わりの始まり