オッフェンバックと日本近代オペレッタの幕開け

オペレッタの幕開け オッフェンバックと日本近代

森 佳子 著
四六判 250ページ 並製
定価:2800円+税
ISBN978-4-7872-7397-0 C0073
奥付の初版発行年月:2017年02月/書店発売日:2017年02月25日

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運動会でおなじみの軽快な曲「フレンチ・カンカン」の作曲者をご存じだろうか。オッフェンバックが、その人だ!

世界中で愛されたオペレッタ『地獄のオルフェウス』のなかの1曲で、20世紀の大衆音楽の代表「フレンチ・カンカン」の軽快で狂騒的なイメージの陰に隠れたオッフェンバック。隆盛から凋落、再評価という道筋をたどったオペレッタの歴史をひもときながら、『美しきエレーヌ』『ジェロルステイン大公妃殿下』などのオペレッタ作品と唯一のオペラ『ホフマン物語』を丹念に分析して、彼の実像を明らかにする。

そのうえで日本でのオッフェンバック作品の受容史をたどり、明治期の帝国劇場で初めて日本語の口語詞を使った上演や、大正ロマンの象徴である「浅草オペラ」での上演などを振り返る。そして、オッフェンバックのオペレッタが果たした日本のオペラ受容への橋渡しとしての役割と、現在の日本のオペラやオペレッタ、レビューやミュージカルの発展に与えた大きな影響を照らし出す。

著者プロフィール

森 佳子(モリ ヨシコ)

国立音楽大学楽理学科卒業。パリ第四大学音楽学修士号(専門はフランス劇音楽)。著書に『笑うオペラ』『クラシックと日本人』(ともに青弓社)、『オッフェンバックと大衆芸術』(早稲田大学出版部)など。