巻頭スペシャル特集 柚希礼音インタビュー宝塚イズム32

宝塚イズム32 巻頭スペシャル特集 柚希礼音インタビュー

薮下 哲司 編著, 鶴岡 英理子 編著
A5判 176ページ 並製
定価:1600円+税
ISBN978-4-7872-7384-0 C0374
奥付の初版発行年月:2015年12月/書店発売日:2015年12月01日

在庫あり
宝塚100周年を劇団の大看板として駆け抜けた元星組トップスター柚希礼音の魅力に、インタビューと退団後初舞台の公演評などから迫る。OGロングインタビューには湖月わたるが登場! 特集、小特集2本、多彩な公演評、舞台写真多数のOG公演評と充実の一冊。

版元から一言

今号の目玉は、宝塚100周年を劇団の大看板として駆け抜け、2015年5月に惜しまれながら退団した元星組トップスター柚希礼音の巻頭スペシャル特集! 写真付きインタビューに加え、退団後の初舞台『PRINCE OF BROADWAY』(10月開演)の公演評と今後の柚希への期待を語る論考を収める。
特集では「マンガと宝塚」を取り上げる。2016年2月開演の雪組公演『るろうに剣心』への期待が高まっているが、宝塚の代名詞にもなっている『ベルサイユのばら』をはじめ、マンガ原作ものの作品は非常に多く、ジャンルも少女マンガから青年向けマンガまで多岐にわたる。なぜ宝塚とマンガはこうも相性がいいのか――その理由に多角的に迫る!
小特集は、早霧せいな・咲妃みゆ・望海風斗のトリデンテが大好評の雪組『星逢一夜』、話題をさらった花組台湾公演の2本立て。さらに、OGロングインタビューには元星組トップ湖月わたるが登場! そのほか公演評・舞台写真多数のOG公演評も所収する大満足の一冊。

著者プロフィール

薮下 哲司(ヤブシタ テツジ)

映画・演劇評論家、元スポーツニッポン新聞社特別委員、甲南女子大学非常勤講師。毎日文化センター宝塚講座担当。著書に『宝塚歌劇支局1』『宝塚歌劇支局2』『宝塚伝説2001』(いずれも青弓社)ほか。宝塚歌劇公演評(「毎日新聞」関西版夕刊)を連載中。ブログ「薮下哲司の宝塚歌劇支局プラス」(http://ameblo.jp/takarazukakagekishikyoku/)。

鶴岡 英理子(ツルオカ エリコ)

演劇ライター。著書に『宝塚のシルエット』(青弓社)、編著書に『宝塚ゼミ』シリーズ(青弓社)ほか。インタビュー記事なども多数。◆『宝塚イズム』が半年に一冊の刊行ペースにリニューアルされ、私自身も宝塚の半年間を見つめ直すようになった気がします。そのなかでこの半年間のスター分布図の動きには驚くばかりでした。その成果を注視していきたいです。

目次

巻頭スペシャル特集 柚希礼音インタビュー
 生まれ変わった柚希礼音の華麗な冒険――はじめに 薮下哲司
 インタビュー 守りに入らず挑戦していきたい 柚希礼音 聞き手/薮下哲司
 論考 際立ったしなやかさと躍動感をこれからも! 永岡俊哉
 レポート スペシャルなチャンスをつかみ、柚希礼音始動!『PRINCE OF BROADWAY』 鶴岡英理子

特集 マンガと宝塚の幸福な出合い――『ベルばら』から『るろ剣』へ
 マンガと宝塚の親密な関係――はじめに 薮下哲司
 省略と誇張と……宝塚とマンガの親和力 八本正幸
 メディアミックスの先駆け 木谷富士子
 少女マンガと宝塚歌劇の「運命」と「縁」とは? 下瀬直子
 マンガの「宝塚化」という可能性 岩本 拓
 宝塚版『るろうに剣心』への期待 松田梨紗

小特集1 雪組『星逢一夜』が面白いワケ
 客席号泣!『星逢一夜』魅力大解剖――はじめに 薮下哲司
 上田情緒と充実の雪組 木谷富士子
 哀しい愛の三角形 大越アイコ
 上田久美子堂々の大劇場デビュー 岩本 拓
 良くも悪くも三人にスポットを当てすぎた 永岡俊哉

小特集2 花組『ベルばら』台湾上陸!
 成果はいかに!? 宝塚台湾公演二〇一五――はじめに 鶴岡英理子
 再びの熱烈歓迎 東 園子
 次の百年に向けた戦略的な海外公演を! 永岡俊哉
 伝わる現地の熱狂と感動 木谷富士子

公演評2015・5―11
 花組『カリスタの海に抱かれて』『宝塚幻想曲』
  宝塚歌劇ここにあり!の優れた二本立て 鶴岡英理子
  懐かしい器に新しい脚本――洋レビュー+和!? 小咲福子
 花組『新源氏物語』『Melodia――熱く美しき旋律』
  感情移入が難しかった芝居 永岡俊哉
  輝く明日海源氏が支えた作品の光と影 鶴岡英理子
 月組『1789――バスティーユの恋人たち』
  主人公はフランス革命 木谷富士子
  フランス革命の初心 大越アイコ
 星組『ガイズ&ドールズ』
  夢のスペシャリスト、北翔海莉 薮下哲司
  星組が一気に北翔カラーに!『ガイズ&ドールズ』 永岡俊哉
 宙組『王家に捧ぐ歌』
  「この広い戦場で私はなぜか孤独だ」という歌詞の力 大越アイコ
  きれいにまとめられた二〇一五年版 加藤暁子

対談 スター作りの回転が加速した半年間――二〇一五年五―十月の外箱公演 薮下哲司/鶴岡英理子

OG公演評2015・5―10
 さらなる躍進を続けるOGたち――関東篇 鶴岡英理子
 壮一帆、夢咲ねね早くも退団後初舞台!――関西篇 薮下哲司

OGロングインタビュー 湖月わたる――大いなる夢の実現 聞き手/薮下哲司