芸術
野口 剛夫(著)
四六判 258ページ 並製 定価 2000円+税 ISBN978-4-7872-7365-9 C0073 在庫あり
奥付の初版発行年月 2014年10月 書店発売日 2014年10月24日 登録日 2014年10月01日
フルトヴェングラーという究極の音楽家との運命的な出会いを契機に、自らの研究会を立ち上げ、指揮、研究、執筆に打ち込んだ著者の20年間の思索と活動の記録。宇野功芳との対談、バッハ、ベートーヴェンから岡本太郎にまで論及する多彩でユニークな論考集。
はじめに 1 フルトヴェングラーと私 フルトヴェングラーを見上げて 音楽と政治――戯曲『どちらの側に立つか』を観て 「音楽と出合う」ということ 2 フルトヴェングラーの語り部たち 「百二歳の少女」ついに逝く――エリーザベト・フルトヴェングラー夫人を偲ぶ テーリヒェンの『あと四十日』をめぐって 追悼講演「フルトヴェングラーとの語らい」――仙北谷晃一氏を偲んで セバスチャン・クラーネルトに聞く 3 フルトヴェングラーと芸術家たち フルトヴェングラーのバッハ フルトヴェングラーとベートーヴェン ブルックナー――『第九番』での霊妙な祈りのようなアダージョ ブルックナー――「真の普遍妥当性」を目指して フルトヴェングラーの自作自演 フルトヴェングラーと岡本太郎 佐村河内問題とフルトヴェングラー 4 東京フルトヴェングラー研究会 音楽家フルトヴェングラーの誕生――フルトヴェングラー百二十回目の誕生日をベートーヴェンとともに祝う 東京フルトヴェングラー研究会管弦楽団第十三回定期演奏会――ブルックナーへの捧げもの フルトヴェングラーの『交響曲第三番嬰ハ短調』について 東京フルトヴェングラー・フェスト二〇〇九 5 フルトヴェングラーを超えて 対談「フルトヴェングラーの人間と音楽」:宇野功芳×野口剛夫 フルトヴェングラーを超えて――「フルヴェン聴きのフルヴェン識らず」になるなかれ 初出一覧 資料 東京フルトヴェングラー研究会のあゆみ
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