芸術
荷宮 和子(著)
四六判 224ページ 並製 定価 1600円+税 ISBN978-4-7872-7322-2 C0074 在庫あり
奥付の初版発行年月 2012年06月 書店発売日 2012年06月30日 登録日 2012年05月28日
ピントがずれまくりの劇団にガブガブかみつく一方、若手演出家になんだかんだ言いながら激励モードの公演評、さよなら実力派トップ霧矢大夢や恒例の「えりたんどうすりゃ委員会」など、ヅカを取り巻くエトセトラをユーモラスにズバッと斬る荷宮節第3弾!
はじめに 第1章 公演評 1 大野拓史・齋藤吉正コンビは宝塚演出部の「最後の砦」だ――『エドワード8世』『Misty Station』月組公演(二〇一二年) 2 「ダセえ男!」は古くさいのか――『アルジェの男』『Dance Romanesque(ルビ:ダンス ロマネスク)』月組公演(二〇一一年) 3 「宝塚」≠「ドラマチック&ロマンチック」!?――『ファントム』花組公演(二〇一一年) 4 「宝塚ごっこ」は見たくない――『美しき生涯』『ルナロッサ』宙組公演(二〇一一年) 5 バタ屋と物売りと生ぐさ神父とエロシスター――『ノバ・ボサ・ノバ』『めぐり会いは再び』星組公演(二〇一一年) 6 鈴木圭は「宝塚の団塊世代作家のキメラ」なのか――『愛のプレリュード』『Le Paradis!!(ルビ:ル パラディ)』花組公演(二〇一一年) 7 ジュリエット父に萌え!――『ロミオとジュリエット』雪組東京宝塚劇場公演(二〇一一年) 8 (『ポーの一族』+『電車男』)÷2――『シルバー・ローズ・クロニクル』雪組シアター・ドラマシティ公演(二〇〇七年) 第2章 スター展望 1 さよなら霧矢大夢――少年よ神話になれ 2 えりたんどうすりゃ委員会III――「ずるくて、弱くて、幼い男」が似合う男役 第3章 宝塚バカ一代の日々――「終わりの始まり」はドラマチック!? おわりに
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