芸術
荷宮 和子(著)
四六判 224ページ 並製 定価 1600円+税 ISBN978-4-7872-7290-4 C0074 在庫あり
奥付の初版発行年月 2010年08月 書店発売日 2010年08月12日 登録日 2010年08月05日
人気も実力もありながら、トップに立つことなく宝塚を去った彩吹真央。おかしいぞ宝塚! 彩吹退団への揺れる思いと、水夏希・愛原実花らのスター展望、『エリザベート』などの公演評を、宝塚経営陣への辛口批判を交えてつづり、宝塚を味わい尽くす一冊。
はじめに 第1章 スター展望 1 さよなら水夏希─―劇団がプッシュして人気が出た「最後の男役」 2 さよなら愛原実花─―「知的で力強い」娘役 3 おめでとう音月桂─―邪悪な笑顔の両性具有者 4 えりたんどうすりゃ委員会─―「華はないけれども存在感はある」男役 第2章 公演評 1 単純な二項対立が当てはまらないのが宝塚である─―『THE SCARLET PIMPERNEL(ルビ:スカーレット・ピンパーネル)』評 2 期待を裏切らなかったのは『なんでも鑑定団』の場面だけ!?─―『ラスト プレイ』評 3 カチャ=シシィは「エリザベートという魂」の入れ物である─―『エリザベート』月組東京公演評 4 「愛と暴虐の宝塚」─―映画版『ソロモンの指輪』アンコール上映評 第3章 宝塚バカ一代の日々─―「さらば、彩吹真央」 第4章 その後の宝塚バカ一代─―すべて世はこともなく おわりに
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