写真叢書
芸術
森山 大道(著)
四六判 442ページ 上製 定価 3000円+税 ISBN978-4-7872-7257-7 C0372 在庫あり
奥付の初版発行年月 2009年03月 書店発売日 2009年03月14日 登録日 2010年02月18日
昨今、世界各地で展覧会がおこなわれている写真家・森山大道。彼は何を意図して写真を撮ってきたのか。本書では1990年代から2000年代までの森山大道の対談・インタビューを集成することによって、その存在の核心へと近づく。写真も多数所収。
はじめに 青弓社編集部 第1部 語る 「ぼくの写真は日常を撮るだけ。物語にはいかないよ、絶対に」 ぼくの皮膚と街の皮膚、その一瞬のすれ違いが面白くてしょうがない。 code name:DAIDO 「我が身の破片性が無限に動き続けていく涯」ということ――島根県立美術館展を見て 目指すのは写真のゼロ地点、表層世界の完全なるコピーを実現すること カメラマンと共通する『路上』の視野 写真で夢を見る――フォト・エッセイ集『遠野物語』の文庫化を機に 路上というのはミュージアムだし、シアターだし、ライブラリーだし、ステージみたいなものだ。 第2部 語り合う すべてがラストシーンであり、ファーストシーンのような写真集――森山大道写真集『Daido』を巡って 荒木経惟/森山大道 デジタルカメラの「明るい部屋」 荒木経惟/森山大道 二〇〇二年冬。渋谷駅東口――中平卓馬との散歩。ともに歩く人、森山大道。 中平卓馬/森山大道 街を汲み上げる――対話「写真・視線・ポエジー」 井坂洋子/森山大道 深夜、新宿ゴールデン街 きわめてよいたいだん――写真と映画のリアル ホンマタカシ/森山大道 写真の迷宮へ(ルビ:フォトラビリンス)――「森山・新宿・荒木」展の開催と『森山・新宿・荒木』(平凡社)の刊行を機に 荒木経惟/森山大道 なぜか新宿 吉田修一/森山大道 GRデジタルは最強のスナップカメラか? 田中長徳/森山大道 ハワイ・トーク誌上採録 ホンマタカシ/森山大道 あとがき 森山大道
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