〈原爆〉を読む文化事典

〈原爆〉を読む文化事典

川口 隆行 編著
A5判 350ページ 並製
定価:3800円+税
ISBN978-4-7872-3423-0 C0036
奥付の初版発行年月:2017年07月/書店発売日:2017年07月31日

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20世紀半ばに登場した核・原爆は世界のありようを一変させた。広島・長崎への原爆投下、今日も続く各国の核実験、原子力の「平和利用」と原発事故……。それらは生活だけではなく社会制度や文化に大きな影響を及ぼした。

社会的・政治的には様々な問題や議論を引き起こし、文化的には物語として表象され人々に受容されてきた核のイメージや言説の全体像をとらえるために、70項目をピックアップして、基本情報から論点・要点までを項目ごとに4ページずつにまとめる。

〈原爆〉から「戦後70年」を見通すだけでなく、「いま」と「これから」を考える有用な知の資源として活用できる、最新の知見と視点を盛り込んだ充実の「読む事典」。

※項目の例※

第1部【事件・論争史】
「浦上燔祭説」の歴史と現在/「黒い雨」論争/スミソニアン原爆展論争

第2部【表現と運動】
被爆証言・継承運動/「原爆の絵」と市民運動/台湾民主化と反核

第3部【語る/騙る】
科学者が語る核エネルギー/核の「平和利用」PR/朝鮮半島と核危機/アメリカ大衆文化と「核の神話」/東日本大震災後の「震災・原発文学」

第4部【イメージ再考】
きのこ雲/原爆乙女/復興/原爆スラム/移民/廃棄物処理場

【言及する作品の例】
『ゴジラ』/『博士の異常な愛情』/『二十四時間の情事』/『原爆詩集』/『黒い雨』/『ギヤマンビードロ』/『西海原子力発電所』/『ピカドン・キジムナー』/『はだしのゲン』/『夕凪の街 桜の国』 など多数

著者プロフィール

川口 隆行(カワグチ タカユキ)

広島大学大学院教育学研究科准教授。専攻は近現代日本文学・文化史研究。著書に『原爆文学という問題領域・増補版』(創言社)、共編著に『台湾・韓国・沖縄で日本語は何をしたのか』(三元社)、『戦争を〈読む〉』(ひつじ書房)、『「サークルの時代」を読む』(影書房)、共著に『戦争社会学ブックガイド』(創元社)、『アジアから考える』(有志舎)など。