法案・政策の背後にあるもの国家がなぜ家族に干渉するのか

青弓社ライブラリー 89
国家がなぜ家族に干渉するのか 法案・政策の背後にあるもの

本田 由紀 編著, 伊藤 公雄 編著
四六判 230ページ 並製
定価:1600円+税
ISBN978-4-7872-3421-6 C0336
奥付の初版発行年月:2017年07月/書店発売日:2017年07月31日

近日刊行予定

他のオンライン書店で予約
※リンク先の書店では、お取り扱いしていない場合があります。あらかじめご了承ください

アマゾンHonyaClub紀伊國屋BookWebブックサー ビスhontoセブンネットショッピングe-hon楽天ブックス | 文教堂JbooksライブドアブックスTSUTAYA

政府が「女性の活躍」を華々しく謳う一方で、家庭教育支援法案、親子断絶防止法案、自民党の憲法改正草案(24条改正)、改正教育基本法など、女性の権利を制約したり、家族のあり方や性別役割を固定化しようとする法律や法律案が議論され、それらを成立させようとする動きが顕著になっている。また、内閣府の婚活支援や各自治体の官製婚活も活発化しているのが現状である。

個人の権利を制限する一方で、「家族・家庭」や「個々人の能力・資質」までも共同体や国家に組み込むような諸政策の問題点の核心はどこにあるのか。

他方で、家族や子育て、性的マイノリティを支援する社会制度の設計は喫緊の課題である。国家の過度な介入を防ぎながらどう支援を実現していくのかを、家族やジェンダー、福祉、法学の専門家がそれぞれの立場から縦横に論じる。日本の右傾化を問ううえでも重要な一冊。

執筆者
本田由紀/二宮周平/千田有紀/内藤 忍/斉藤正美/若尾典子/伊藤公雄
(以上、執筆順。敬称略)

著者プロフィール

本田 由紀(ホンダ ユキ)

1964年生まれ。東京大学大学院教育学研究科教授。専攻は教育社会学。著書に『社会を結びなおす』(岩波書店)、『もじれる社会』『教育の職業的意義』(ともに筑摩書房)、『軋む社会』(河出書房新社)、『「家庭教育」の隘路』(勁草書房)、編著に『現代社会論』(有斐閣)など。

伊藤 公雄(イトウ キミオ)

1951年生まれ。京都大学・大阪大学名誉教授。京都産業大学客員教授。専攻は文化社会学、政治社会学、ジェンダー論。著書に『「戦後」という意味空間』『「男女共同参画」が問いかけるもの』(ともにインパクト出版会)、『男性学入門』(作品社)、共編著に『ジェンダーで学ぶ社会学〔全訂新版〕』(世界思想社)、共著に『女性学・男性学 改訂版』(有斐閣)など。