医療空白地帯の現状性分化障害の子どもたち

性分化障害の子どもたち 医療空白地帯の現状

橋本 秀雄 著
四六判 216ページ 並製
定価:1600円+税
ISBN978-4-7872-3283-0 C0036
奥付の初版発行年月:2008年02月/書店発売日:2008年02月24日

在庫あり
一定数生まれてくる、性別が見分けにくい性器をもつ子どもたち。空白地帯が増えている母子医療環境を見据え、悩む親と当事者に治療方法やサポート方法、経験に基づく注意点などを当事者でもある著者が具体的に提言する。医療対応する全国の病院リストを所収。

著者プロフィール

橋本 秀雄(ハシモト ヒデオ)

1961年、大阪府生まれ。PESFIS(日本半陰陽協会;http://www14.ocn.ne.jp/~pesfis/index2.html)ケースワーカー。著書『男でも女でもない性・完全版』(青弓社)、編著『性を再考する』(青弓社)、ほか。講演依頼は講演依頼.com へ(http://www.kouenirai.com/)

目次

第1章 親の不安──弱体化した母子保健システム
 1 小児慢性特定疾患って何?
 2 性分化障害って何?
 3 相談してください、お父さんお母さん
 4 私の子どもはこれからどうなるの?
 5 弱体化した母子保健システム
 6 チームアプローチ1──育児不安対策
 7 チームアプローチ2──児童虐待法改正
 8 チームアプローチ3──小児医療
 9 ドクターショッピングも必要な過程!?

第2章 子どもの病院環境
 1 子どものストレス軽減と家族の不安解消のために
 2 子どもの病院環境(北海道・東北篇)
 3 子どもの病院環境(関東・甲信越篇)
 4 子どもの病院環境(中部・関西篇)
 5 子どもの病院環境(中国・四国篇)
 6 子どもの病院環境(九州篇)
 7 病院に行こう!

第3章 性分化障害の当事者が通院する病院リスト
 1 性分化障害の子ども(当事者)と家族の自己診断、治療の自己責任と自己決定論
 2 性分化障害の子ども(当事者)が通院する病院(北海道・東北篇)
 3 性分化障害の子ども(当事者)が通院する病院(関東・甲信越篇)
 4 性分化障害の子ども(当事者)が通院する病院(中部・関西篇)
 5 性分化障害の子ども(当事者)が通院する病院(中国・四国篇)
 6 性分化障害の子ども(当事者)が通院する病院(九州篇)
 7 性分化障害の子ども(当事者)と家族の治療の自己決定

第4章 二つの広域な医療空白地帯
 1 医療空白地帯の新生児科・小児科の現状(中部篇)
 2 医療空白地帯の新生児科・小児科の現状(山陰・四国篇)
 3 QOLとQOSL──カルテの保存を心掛けること

第5章 治療を中断する人々
 1 医療地域格差──治療を中断する人々
 2 医療地域格差──小児泌尿器疾患の場合
 3 医療地域格差──婦人科思春期医療の場合
 4 子ども(当事者)のストレスと不安
 5 総括 医療地域格差──患児とその家族に治療を中断させないために
 6 病めるアメリカ──「DSDという言説」をめぐって

あとがき