セカイと私とロリータファッション

セカイと私とロリータファッション

松浦 桃 著
四六判 224ページ 並製
定価:1600円+税
ISBN978-4-7872-3275-5 C0036
奥付の初版発行年月:2007年08月/書店発売日:2007年08月22日

在庫あり
華やかでふくらんだスカートやフリルなど、少女世界を身にまとうストリートファッションの「異端児たち」。その「物語」に分け入り、ロリータ/ゴシックロリータファッションとも呼ばれる装いの世界観・価値観を描き出す。盛装した彼女たちの写真も多数所収。

著者プロフィール

松浦 桃(マツウラ モモ)

1977年、大阪府生まれ。横浜国立大学大学院教育学研究科修士課程修了。2002年にロリータファッションに出合い、そのデザインの魅力だけではなく、ロリータファッションを愛好する女性たちの生き方に興味と関心をもつ。

目次

はじめに

第1章 ロリータに出合う
 ロリータとは何か──『下妻物語』
 ロリータファッションとの出合い
 ロリータファッションとは何か?
 ロリータとメイドはどう違う?

第2章 ロリータファッションのなりたち
 ロリータファッションが始まる
 広がるロリータファッション
 ロリータファッションはどこで買う? どうやって買う?
 インディーズの服を購入する/インディーズの作り手たち
 【ロリータの肖像】Aさん「ロリータとロマンチックスタイルへの憧れ」
 ◆コラム 「ロリータファッション」市場の不安定さについて

第3章 ロリータファッションという「思想」
 お茶会の風景
 嶽本野ばらと「乙女」の発掘
 『エミリー』──「もの」の世界をたのしむ「乙女」たち
 『エミリー』に描かれた性愛
 三原ミツカズ──エンターテインメント化されたメンタルトラブル
 雨宮処凛──都市を漂流する少女像
 「元祖ロリータ」戸川純──予言者あるいは変身する乙女
 【ロリータの肖像】Bさん「演じている平日の自分」
 ◆コラム ロリータをいつ始めて、いつ卒業するのか

第4章 ゴスロリとロリータの時代
 ゴスロリ、ロリータ世代とメディア
 「名字」を捨てた人々──個別化する物語
 メディアに見るゴスロリとロリータ──メディアに消費される「事件」と「子ども」
 ゴシックロリータと「見せる自傷」
 【ロリータの肖像】Cさん「着たい服を着る」
 ◆コラム 二十一世紀の王子は何を思う?

第5章 乙女たちの明日
 ロリータファッションが示すもの
 ロリータファッションとスーパードルフィー──オルタナティブな身体イメージ
 女の子は死体が大好き
 彼女たちはなぜロリータを選ぶのか
 ストリートに生きる少女たち
 サブカルチャーと少女たち
 【ロリータの肖像】Dさん「装うことを楽しみつくす」
 【ロリータの肖像】Eさん「着る楽しみから作る楽しみへ」
 ◆コラム ロリータがロリータでなければならない理由

関連年表

メディアガイド

ブランドの解説

参考文献

あとがき