マーシャル・マクルーハン(著) / ブルース・R・パワーズ(著) / 浅見 克彦(訳)
A5判 368ページ 上製 定価 4400円+税 ISBN978-4-7872-3219-9 C0030 品切れ・重版未定
奥付の初版発行年月 2003年09月 書店発売日 2003年09月04日 登録日 2010年02月18日
メディアの予言者は、電子メディアの拡張によるデジタル・ネットワークの形成とグローバル化、そしてその先にある「グローバル・ヴィレッジ」に、あらゆる文化環境の対立と共存を見た──。電子のざわめきのなかに世界を明視するマクルーハン思想の臨界点。
序 I 視覚的な空間と聴覚的な空間の探求 第1章 共鳴する間隙 第2章 車輪と車軸 第3章 視覚的な空間と聴覚的な空間 第4章 脳の両半球における東洋と西洋の出会い 第5章 プラトンとエンジェリズム 第6章 隠れた効果 II 映像関連のテクノロジーのグローバルな作用 第7章 グローバル・ロボティズム──充足 第8章 グローバル・ロボティズム──不満 第9章 エンジェルからロボットヘ──ユークリッド的空間からアインシュタイン的空間へ III 合衆国とカナダ──共鳴する間隙としての境界 第10章 エピローグ──対抗環境としてのカナダ IV テトラッドの事例集──エンジェリズム(視覚的な空間)からロボティズム(聴覚的な空間)への変化の輪郭 テトラッド事例集 謝辞 訳注 文献一覧 形態としてのメディア、思考のハイブリッド 浅見克彦 索引
青弓社
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