長野の実践と挑戦明日をひらく図書館

明日をひらく図書館 長野の実践と挑戦

宮下 明彦 編著, 牛山 圭吾 編著
A5判 208ページ 並製
定価:2000円+税
ISBN978-4-7872-0051-8 C0000
奥付の初版発行年月:2013年06月/書店発売日:2013年06月28日

在庫あり
まちづくりの中心になっている公共図書館と学校図書館の意欲的な取り組みや地域の読書運動などが人を支え育てている長野県の生き生きとした活動の成果をレポートし、ひとつの県を超えた全国に普遍的な経験・教訓として、図書館の豊かな可能性を指し示す。

著者プロフィール

宮下 明彦(ミヤシタ アキヒコ)

1946年、長野県生まれ。長野県図書館協会常務理事・事務局長、長野県図書館等協働機構理事長、上田女子短期大学・長野県短期大学非常勤講師。共著に『課題解決型サービスの創造と展開』(青弓社)、論文に「目次情報を活用した長野県市町村史誌等目次情報データベース事業」(「図書館雑誌」第1048号)、「図書館の新しい可能性を求めて」(「Lisn」第124号)、「事例発表 広がる本と人の輪」(「全国公共図書館研究集会報告書」1997年度)など。

牛山 圭吾(ウシヤマ ケイゴ)

1938年、長野県生まれ。長野県図書館協会会長、全国SLA学校図書館活動推進委員、茅野市読書アドバイザー。共著に『読書の森づくり』(信濃毎日新聞社)、論文に「ファーストブックからセカンドブックへ」(「こどもの図書館」2009年9月号)、「校種を超えて図書館活動を」(「学校図書館」第670号)、「茅野市に読書の森を創る」(「Lisn」第112号)、「読書へ誘うパネルシアター」(「学校図書館」第537号)など。

目次

まえがき 宮下明彦

第1部 公共図書館の活動

第1章 明日をひらく図書館
 1 まちを元気にする交流図書館の挑戦! 花井裕一郎
 2 NPO・市民協働の図書館づくりを目指して――上田情報ライブラリー 西入幸代
 3 読書からの地域づくり――「信州しおじり 本の寺子屋」に見る塩尻市の図書館づくり 伊東直登

第2章 長野県地域史資料データベース構築・公開事業――NPO長野県図書館等協働機構が県民協働の長野モデルを目指す 宮下明彦/寺沢洋行
 1 書庫に眠る地域史資料の“宝の山”
 2 長野県地域史資料データベース構築・公開事業――県民協働の長野モデルを目指す

第3章 図書館の可能性と論点整理
 1 長野県の図書館の新しい取り組み 宮下明彦
 2 まちづくりと図書館 大串夏身
 3 図書館職員の専門性とは何か 宮下明彦/大串夏身
 4 明日をひらく図書館をつくるために 宮下明彦
 5 鹿嶋市と塩尻市での実践を通じて 内野安彦

第4章 広域図書館情報ネットワーク――すわズラー・エコール・南信州図書館ネットワークの実践
 1 なぜ、広域図書館情報ネットワークが長野県に多いのか 宮下明彦
 2 上田地域図書館情報ネットワーク・エコール発足のころ 宮下明彦
 3 諏訪広域図書館情報ネットワーク・すわズラーについて 茅野充代
 4 南信州図書館ネットワークについて 宮下裕司

第5章 市民を支える図書館
 1 貸出日本一を十四年間キープする富士見町図書館 平出裕一
 2 公募図書館長がプロデュースする伊那市立図書館 平賀研也
 3 障害者サービスが活発な長野図書館 増澤雅彦
 4 信州大学医学部附属病院に患者図書館が開館 有井洋子
 5 小さな村に図書館を――自立(律)の村・下條村立図書館の挑戦 近藤明子
 6 「図書館のあるまち。だからだいすき。」――松本市分館づくりの考え方と整備の道 手塚英男

第6章 信州図書館訪問記 宮下明彦
 1 県内屈指の老舗図書館が新たな図書館サービスに挑戦する――飯田市立中央図書館
 2 いま、村の図書館が面白い――松川村図書館
 3 指定管理者制度を生かして専門性の高い職員集団を目指す――駒ヶ根市立図書館
 4 岩波書店出版物の殿堂――諏訪市立信州風樹文庫
 5 行政情報サービス・農業支援サービスに挑戦する――新東御市立図書館

[対談]朗読とブドウと図書館と 宮下明彦×青木裕子

第2部 学校図書館・読書活動の実践

第7章 輝いています! 私たちの学校図書館
 1 校長が図書館長 山田利幸
 2 図書館生き生き術 上島陽子
 3 原村の子どもたちと図書館――学校図書館と公共図書館の連携 宮坂順子
 4 振り返りができる読書活動の取り組み 望月美江子
 5 ブックトークで授業支援――蓼科高校の場合 蓬田美智子

第8章 これからの読書活動
 1 読み聞かせグループ 聞き手:小林正代
 2 ブックトークの可能性を信じて 小林いせ子
 3 民話と図書館――地域の人柱伝説を窓口に 稲垣勇一
 4 長野県読書運動の過去と未来――小笠原読書会に学ぶ 手塚英男