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■連載■
平林直哉「盤鬼のつぶやき」NEW20100903
原稿の余白にNEW
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ホームズなんでも事典 平賀三郎編著 A5判 予価2,000円+税 2010年8月下旬書店発売予定
シャーロック・ホームズの事件簿を研究するホームズ学には、各論者=シャーロキアンによって結論が食い違う諸説も多い。事件簿と事件簿を照合して矛盾を解明し、当時のイギリスの歴史・地理・文化・社会状況に合致しているかを検証した99項目を解説し、ときには間違いを正す。日本シャーロック・ホームズクラブ30年の研究の一大成果!
写真のアルケオロジー 「視覚文化叢書」 ジェフリー・バッチェン 前川 修/佐藤守弘/岩城覚久訳 A5判 予価5,000円+税 2010年8月下旬書店発売予定
私たちにとってありふれたメディアである写真。その写真の位相を捕捉するために、ジャック・デリダの脱構築とミシェル・フーコーの考古学を縦横無尽に駆使しながら、これまでに編まれた写真論を腑分けする。写真の発明以前の言説を精査し、そこに孕まれた亀裂や矛盾から、写真というメディアに憑依する多様な欲望の様を浮き彫りにする。
江戸の幻獣誌(仮) 伊藤龍平 四六判 予価2,000円+税 2010年9月中旬書店発売予定
遊歩する魚介類、大鯰、一足鶏、大海蛇、予言獣であるクダンにアマヒコ、人から動物への変身譚「くらっこ鳥」……。奇妙な生物に対する江戸期の人々の豊かな想像力を『本草書』から読み解き、日本人の動物観・生命観を明らかにする。知識人の奇石趣味ブームや人気を博した動物見せ物小屋などのおもしろエピソードと図版も満載!
バラエティ化する宗教 石井研士/小池 靖/堀江宗正/小城英子 ほか A5判 予価2,000円+税 2010年9月中旬書店発売予定
「きょうの占い」から心霊やスピリチュアルを扱うテレビ番組、宗教団体を過剰に報道するテレビや新聞・雑誌まで、宗教はいまもなお、私たちの日常に密接に関わっている。「宗教に対する日本人のステレオタイピング」「心霊・超常現象番組の作られ方」「テレビとスピリチュアリティ」などをとおして、宗教がバラエティ化している現状をあぶり出す。
ナショナリズムと大衆文化――可視化されるアイデンティティ 谷川建司/王向華/朴順愛/ヘレン・マッカーシー ほか A5判 予価2,400円+税 2010年9月中旬書店発売予定
東アジアで国境を越えて流通している大衆文化が、各地域でどう受容され変容してナショナルな感情と結び付いているのか。『鉄人28号』と軍事力保有、NHK大河ドラマとナショナリティ、マレーシアのアニメファン、韓国語レコードの日本での広がり、『千と千尋の神隠し』の歴史の捉え方、など、アニメ・テレビ・映画・音楽などのポピュラーカルチャーを素材に分析する。
セクシュアリティと大衆文化――欲望を加速させる装置と流通 谷川建司/呉咏梅/金益見/高月 靖 ほか A5判 予価2,400円+税 2010年9月中旬書店発売予定
美少女アニメを筆頭に、大衆文化と性的な欲望は蜜月な関係にある。ラブホテルの日本での変遷、ダッチワイフと少女を所有する欲望、テレサ・テンの愛人イメージ、中国・日本でポスターに描かれた女性のイメージ、戦後日本アニメに登場する家族団欒と女性表象、などの具体的な事例から大衆文化を駆動させるセクシャリティのあり方に迫る。
現代フェミニズムのエシックス 「戦後・暴力・ジェンダー」 大越愛子/井桁 碧/土佐弘之/江原由美子 ほか 四六判 予価2,800円+税 2010年9月中旬書店発売予定
女性国際戦犯法廷から10年がたち、フェミニズムやジェンダーという視点・考え方の重要性は認められつつあるが、一方でバックラッシュに遭い、歪曲された理解が一部に広がってもいる。女性国際戦犯法廷の意義を再評価し、この10年の出来事を捉え返して、フェミニズムやジェンダーの今後のあり方を提起する。「戦後・暴力・ジェンダー」全3巻=完結!
映画というテクノロジー経験(仮) 「視覚文化叢書」 長谷正人 A5判 予価4,000円+税 2010年9月下旬書店発売予定
誕生から現在まで私たちを魅了し続けている映画。しかし、映画はもはや単にスペクタクルな娯楽としてだらしなく消費されて閉塞状況にある。その現状を打破するために、リュミエール映画に触覚的経験を、山中貞雄にテクノロジーのリズムを、D・W・グリフィスにフィクションの力を、小津安二郎に時間的想像力を見出すことで、映画に伏在する革命的な可能性を解放する。
占領期のキーワード100(仮) 谷川建司/石井仁志/山本武利/土屋礼子/川崎賢子 ほか A5判 予価2,400円+税 2010年9月下旬書店発売予定
敗戦とそれに続く占領という大変革期。社会では新たな価値観を示す新語、アメリカから輸入された外来語、考案された和製英語、混乱期特有の隠語や略語が飛び交っていた。そのなかから重要なキーワードを100個選び、言葉の意味を社会背景を交えて丁寧に解説する。類語や関連語、使用例なども提示して、いまも使っている言葉の成り立ちを知るための読む事典。
日本の合唱史 戸ノ下達也/横山琢哉/栗山文昭/野本立人 ほか A5判 予価2,000円+税 2010年10月上旬書店発売予定
NHK全国学校音楽コンクール中学校の部の課題曲で「手紙」がヒットし、市民合唱団体も多く活動しているように、合唱音楽は子どもから大人まで、多くの人々に親しまれている。近代から現代まで合唱が受容されてきた歴史を平明に紹介する論文と、指揮者や作曲家・演奏家が合唱への想いを語るコラム、主要作品のデータ集などで構成する合唱文化への招待状。
〈若者と親〉の社会学――自立をめぐる意味の変容 岩上真珠編著 A5判 予価2,000円+税 2010年10月上旬書店発売予定
青年期から成人期への移行は、就職や結婚がポイントだとこれまで考えられてきた。しかし、経済格差や社会構造の変化、若者の意識変容などを経て親子関係や自立の意味が大きく変わってきている。「仲がいい親子」、親からの経済的・精神的な支援の実態、育児をする娘と親の支援関係などの具体例から、結婚や就職が「自立=大人になること」につながらない現状をあぶり出す。
帝国の視角/死角――〈昭和期〉日本の知とメディア 坂野 徹/愼蒼健/泉水英計/三澤真美恵/菊地 暁 ほか A5判 予価3,400円+税 2010年10月中旬書店発売予定
戦前と戦後を貫く「昭和期」という時代と、京城・台北・大連・満蒙・対馬・那覇などの場所を題材に、〈帝国〉日本の植民地へのまなざし=視角と、日本が国民に隠蔽してきたこと=死角を明らかにする。具体的には、戦前に排除された朝鮮人、占領期沖縄でのアメリカの調査の真意、台湾での親日のあり方などから、日本の統治技術と学知・メディアがどう絡まり合っていたかを問う。
死刑執行人の日本史――歴史社会学からの接近 櫻井悟史 四六判 予価1,600円+税 2010年10月中旬書店発売予定
死刑の存続/廃止は議論が続いているが、死刑を執行する人々については目を向けられていない。死刑執行人の歴史をたどり、江戸時代には監獄の最下級職の人々が担っていた死刑執行が、明治期から現在まで看守=刑務官=国家公務員がおこなうようになり、「殺すために生かして殺す」ことを仕事にしている現状を明らかにする。
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