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凶悪殺人と「超能力者」たち
スキゾタイパル人格障害とは何か

凶悪殺人と「超能力者」たちの書影 矢幡洋●著

四六判 202ページ 並製
定価1,600円+税 2007年11月 発行 在庫あり
ISBN978-4-7872-3279-3
冊 

 

▼紹介

バラバラ殺人や親殺しなど多発する「わけのわからない」犯罪群の背後にあるのはスキゾタイパル人格障害である。犯罪心理テレビコメンテーターが、エキセントリックで超常体験をもつこの性格概念を使って、凶悪殺人事件と歴史上の「超能力者」たちを解明する。

▼目次

はじめに──発達障害診断濫用への危機感 第1章 二〇〇七年三大バラバラ殺人事件──シゾイド族vs自己愛族   1 渋谷歯科医宅妹バラバラ殺人事件──夢のなかのような出来事   2 渋谷外資エリートバラバラ殺人事件──セレブ妻のナルシズムとサディズム   3 会津若松母親頭部切断事件──バラバラの身体を天井からつり下げたかった 第2章 いろいろな角度からスキゾタイパル人格障害を見る──エキセントリック・異常知覚・魔術的思考   1 スキゾタイパル人格障害の概要と典型的事例    ──幽体離脱・ポルターガイスト・第六感など魔術的世界のなかの中年女性   2 八つの角度からスキゾタイパル人格障害を解剖する    ──「テレパシー」は虚無感への対抗手段とするミロン   3 スキゾタイパル人格障害のサブタイプ──「超能力者」長岡良子と御船千鶴子 第3章 スキゾタイパル人格障害へのさらなる理解のために──諸流派の見解   1 認知療法派──猜疑心・自己関係づけ・魔術的思考・幻覚様体験   2 精神分析派──アイデンティティーの不連続性に注目するストーン   3 対人関係論派──「何でもお見通し」という魔術的養育態度を問題視するベンジャミン   4 脳科学派──社会的相互作用を解釈する情報処理回路に注目するシーヴァー あとがき──人格障害の冥王星

▼著者プロフィール

矢幡 洋(ヤハタ ヨウ)●著…1958年、東京都生まれ。京都大学文学部心理学科卒。矢幡心理教育研究所所長、西武文理大学健康サービス学科講師、臨床心理士。著書に『アイドル政治家症候群』(中央公論新社)、『困った上司、はた迷惑な部下』(PHP研究所)、『立ち直るための心理療法』(筑摩書房)、『とにかく目立ちたがる人たち』(平凡社)、『ナルシスティックな人格』(春秋社)、『Dr.キリコの贈り物』(河出書房新社)、『マジ切れする人逆切れする人』(講談社)ほか多数。

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